とある事務所での会話
上司「このパワポの資料、10部印刷しといて」
部下「了解です、片面で良いですか?両面にしておきます?」
上司「コスト削減意識を持て!両面だろう!」
なんて会話がペーパーレスのDX時代にも中小企業ならやり取りされてるかと・・・・
実は「製本印刷」ならもっとコスト削減できます!と上司に言えます。
例えば、A4サイズの8枚の資料を印刷する時
片面印刷 (印刷代金@10円 x 8枚 + A4用紙@0.7円 x 8枚) x 10部 = 856円
両面印刷 (印刷代金@10円 x 8枚 + A4用紙@0.7円 x 4枚) x 10部 = 828円
製本印刷 (印刷代金@10円 x 4枚 + A3用紙@1.7円 x 2枚) x 10部 = 434円
製本印刷は片面印刷のコスト半減です。更に仕上がりも綺麗です。やらない手は無いですね。
製本印刷のやり方
では製本印刷はどうやってするのか?CANON製の複合機を例にご説明致します。すべてのプリンタが対応している訳ではないのでご注意ください。
STEP1
もとのデータは、こんな感じのパワーポイントでA4が8枚のスライドです。
「印刷」をクリックして、「プリンターのプロパティ」を選択します!
そうすると、下記のような設定ウィンドウが開きます。今回は、A4のページを製本印刷するので、「出力用紙サイズをA3」にします。
STEP2
「仕上げタブ」をクリックして、印刷方法の「製本印刷」を選択します!
STEP3
上記設定が完了したら印刷を押して印刷してください。A3用紙にA4の①〜⑧が折りたたんで製本にした時に適切にページに割付されています。また、ホチキス留めをしたいとき、A3用紙の真ん中にホッチキス留めをするって芯が届かなくて難しいですよね。そんな時、ホッチくるというホチキスを使うと真ん中に届くんです。下の写真のようにホチキス内部が回転するんです。
DX時代に紙で資料作成はどうかなと思う反面、現場では紙の方が便利だったりもしますので、せめて製本印刷でコスト削減していきましょう!
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